CONTENTS
・実は分からない「かまぼこができる理由」
・かまぼこからアプローチする水産資源の有効利用
・昆布締めの美味しさを解き明かす
・水産資源の未来と海への意識
海に囲まれた日本には、
暮らしの中で育んできた海の食文化があります。
食を切り口に、海と人との関わりを創発し、
海を大切にする気持ちをはぐくむ連載。
知れば知るほどもっと海が大切になる。
第20回のゲストは、900年余りの歴史を持ちながら、未だその形成のメカニズムが解明されていない「かまぼこ」について、研究を続けている小南友里さんです。かまぼこ形成技術を一般化して広く利用できるようになることで、水産資源の有効利用を促す取り組みを続けています。「美味しいの基礎」を作る小南さんに加工食品の奥深さと一般化の重要性について伺いました。
広島県生まれ。学歴/2012年、東京海洋大学海洋科学部食品生産科学科。2014年、東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科博士前期課程。2017年、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程。経歴/2017年〜東京大学大学院農学生命科学研究科特任研究員。2019年〜東京大学大学院農学生命科学研究科特任助教。2021年〜東京大学大学院農学生命科学研究科助教。
CONTENTS
・実は分からない「かまぼこができる理由」
・かまぼこからアプローチする水産資源の有効利用
・昆布締めの美味しさを解き明かす
・水産資源の未来と海への意識
インタビュー児浦美和/text品川真一郎