ムービー

「おいしい、以上に知ってほしい海がある」をテーマに開催した 
日本財団 海と日本プロジェクト「海のごちそうフェスティバル」。
ステージで語られた海と食の有識者のトークセッションを映像でご紹介します。

「海と食」に関する意識調査結果について

日本財団 海野常務理事
四方を海に囲まれ、海の恩恵を受けて生活をしている日本人が「食を入り口とした海」に対して、どのような意識や行動をしているか、実態を明らかにすることを目的に、2021年7月に一般社団法人 海と食文化フォーラムが調査を実施。この調査結果を受けて日本財団 海野常務理事から、今後の海と食に関する取り組みの必要性についての発表がありました。

海と食のスペシャリスト トークセッション

服部幸應氏・鈴木香里武氏
服部栄養専門学校校長 服部幸應氏と、”令和のお魚王子”として注目を集める鈴木香里武氏による「おいしい、以上に知ってほしい海がある」をテーマにしたトークセッションを実施。
今まで獲れていた魚が獲れなくなったり、魚の旬の時期が変わってくるなど、海洋環境が変わってきています。「食べること」を通じて、自分たちが暮らす地域の海で起こっている課題をまず知ってほしい、そして海の未来について考えていくことが大切だ、と熱いトークが繰り広げられました。

旅から考える「海と人と食」の関係性 前編/後編

ソトコト編集長 指出一正氏
釣りアンバサダー 水産政策審議会委員 中川めぐみ氏

トピック

  • 地域に魅力を感じ、継続的な関わりを持つ「関係人口」が広がっている
  • 「釣り」は地域の人との出会いやコミュニケーションを深めるきっかけになる
  • 釣りからでるゴミ、魚の獲りすぎ、など配慮が必要
  • 多摩川は海の魚が遡上してきている、都会に住んでいても海は感じられる
  • 水の循環がいい場所というのは、海、川、森、そして町や人の関係もうまくいっている

◎指出さんインタビュー記事
「海を大切にすることが、自分を大切にすることにつながる」
https://shoku.uminohi.jp/interview/01sashide/
◎中川さんインタビュー記事
「釣り回数年間100回から見えてきた、釣り・漁業の魅力と未来のこと」
https://shoku.uminohi.jp/interview/04nakagawa/

仏教から考える海と人と食の関係性 前編/後編

料理僧 青江覚峰氏
プロフィール:1977年東京生まれ。浄土真宗東本願寺派湯島山緑泉寺住職。米国カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。ブラインドレストラン「暗闇ごはん」代表。超宗派の僧侶によるウェブサイト「彼岸寺」創設メンバー。ユニット「料理僧三人衆」の一人として、講演会「ダライ・ラマ法王と若手宗教者100人の対話」などで料理をふるまう。著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ほとけごはん』(中公新書ラクレ)、『お寺のおいしい精進ごはん』(宝島社)など。

トピック

  • 「いただきます」という言葉の普及とその意味について
  • 海と関係のない食べ物はない
  • 仏教にとって食べることは大切。料理するときは3つの言葉を大切にしている
  • 大心:身分の高い低いにかかわらず、相手がどんな人でもおなじ姿勢で提供する
  • 老心:どんなものでも無駄にしない。命を大切に扱う気持ちをもつ
  • 喜心:食事を一緒に食べられるには一期一会である。喜びをもって料理する

◎青江さんインタビュー記事
「目を閉じて、想像してみよう。食べものがどこからやってきたのか」
https://shoku.uminohi.jp/interview/06aoe/

レストランから考える海と人と食の関係性 前編/後編

Chefs for the Blue(シェフスフォーザブルー)代表理事 佐々木ひろこ氏
株式会社ゼットン 商品開発部長 長久肇氏

トピック

  • サステナブルシーフドとは?
  • 料理人は「生産者」と「消費者」とをつなぐことができる
  • この先の未来でもずっと美味しいものを食べ続けていくためにできることは?
  • 持続的な水産資源の活用を飲食店やシェフと一緒に考えていきたい

◎佐々木ひろこさんインタビュー記事
「未来に残していきたい海の豊かさと日本の食文化」
https://shoku.uminohi.jp/interview/07sasaki/