interview

海の食文化体系
2026

魚を「守る」と言う前に、
私たちはどれだけ魚のことを
知っているのだろう?
-海と食文化を巡る、15の現場の声

序章 INTRODUCTION

現場の声
VOICES FROM THE FIELD

魚はどこから
届いているのか

魚は、海からそのまま食卓に
届くわけではない。
漁師、流通、加工、料理人、売り場、
そして食べる人。
それぞれの現場での判断が重なって、
はじめて「食べられるもの」になる。

15名の現場の声から見えてきたのは、
その当たり前が意識されないままにある
という現実だった。

どこかひとつが変われば、
魚のあり方も変わる。
減っているのは魚そのものなのか、
それとも、その関係なのか。

明確な答えは出ない。
ただ、確かに言えるのは、
魚は海だけでは届かないということだ。

そしてもうひとつ。

それを受け取る消費者の準備もまた、
同じように問われている。
減らさないことか、
それとも獲り続けられる形に
変えていくことか。

私たちは、
その選択にどうかかわっていくのだろう。